女性と交際するまでの過程にはほぼ確実に飲食店デートを1回以上はするはず。
ここでほとんどの男性が普段通り、いつも通り飲食店での過ごし方をして愛想付かされてしまうのです。

普段通りで何がいけないの?
とお思いの男性諸君はこの記事を読んでしっかりと勉強してください。
書籍『モテ男がやっている!また会いたいと思わせる飲食店デート攻略法』好評発売中!

食べ方がスマート
食事の際の食べ方のマナーというのはデートにおいて最重要項目です。
なぜかというとそこは減点方式だからです。
例えば魚の食べ方だと頭と骨だけを残してきれいに食べたところで、好印象を与えることができてもあなたの評価がうなぎのぼりになることはありません。
一方食べ方が汚い、マナーが悪い(知らない)のはただあなたの点数が下がっていくだけです。
女性に比べて男性は圧倒的に無知でマナーが悪い。
女性がドン引きする食事中のマナーの一つとしてクチャラーがいます。
クチャラーとは食べ物を咀嚼する際に「クチャクチャ」と音を立てる人のことを指します。

えっ!今時クチャラーなんているの?
と思われる方もいるかと思いますが、そう思う方は危険です。
僕の感覚で言うと日本の成人男性の5人に1人はクチャラーです。
そしてそのほとんどが自分がクチャラーだということに気づいていない。もう重症ですね。
僕自身もクチャラーが嫌いなんでお店に入るときはある程度席が開いてる状態か確認してから入店します。
カウンター席などで隣が男性だとかなりの確率でクチャラーなわけで、真横でクチャクチャと音を立てられたら食欲も半減しますから。
一方女性のクチャラーは20人に1人くらいではないでしょうか。
もう全然マナーレベルが違うのです。
だからいくらあなたがきれいな食べ方をしていても女性からすればそれは当たり前のことであって評価はそれ以上は上がりません。
だから自分で考えているよりも食べ方、マナーを意識しておかないといけないんです。
特に気を付けるマナーは
- クチャクチャ音を立てない
- 鼻をかまない
- スマホばっかり見ない
- 肘付き食いをしない(利き腕ではないほうの腕だらーんもダメ)
- 箸の持ち方
- 姿勢(猫背、犬食い)
上記は小学生でもできる最低限のマナーです。

ペーシング
ペーシングとは相手に行動にペースを合わせることです。
例えば
- 歩くスピードを合わせる
- 食べるスピード、飲むペースを合わせる
- 話すスピード、声、リズムを合わせる
- 呼吸のペースを合わせる
などがあります。
類似性の法則という心理があり、似た者同士は恋愛に発展しやすいと言われています。
例えば知り合った異性が同郷だったり、同じ趣味だったり、同じ野球チームのファンだと嬉しくなり、親近感が沸くという感情はわかりますね。
考え方や行動、動き、言葉遣いなどが似ていると、それが目に見えていなくても無意識のうちに似ていることを認識しやすくなるのです。
ただ合わせていることが相手にバレると引かれてしまうこともあり、逆効果になります。
その分ペーシングは少し高度なテクニックと言えます。
歩くペース
男性と女性では歩幅が違うため歩くスピードも異なります。
特に身長の高い男性、低い女性ではさらに差があるもの。
ここは男性が女性に合わせるべきですが、これは当たり前にできてますよね。
これができない男性はデートする資格はありません。
飲食のペース
普段忙しく働いている男性なんかはランチの時など早食いの癖がついており、つい早く食べてしまいがちです。
逆に女性はゆっくりと食事をしながらおしゃべりをしたいもの。
少し気が利く男性は「ゆっくりでいいよ」と声をかけれます。
この一言があるかないかがモテ男と非モテ男の違いです。
アルコールのペースはお酒に強い、弱いの差があるので難しいですが、普段より気持ちゆっくりと飲むほうがお互いに安心しますよね。
話すペース
話し方にペーシングするときは「声の大きさ」「スピード」「音程の高低」「リズム」などを合わせていきます。
「相手の声が小さければ小さく」、「早口であれば早く」、「高い声なら高く」という感じです。
気を付けたいのは女性はおしゃべりを楽しみたいし、できれば自分がずっとしゃべっていたいもの。
会話の量は男女=50:50ではいけません。
理想は男女=20:80です。
このあたりのペーシングも意識して下さい。
呼吸のペース
呼吸にペーシングするときは、「相手の肩」「胸」「腹部」の動きを観察しながら、同じ呼吸のリズムになるよう合わせていきます。
「いやいや呼吸のペースを合わせるなんて無理だよ」
と思うかもしれませんが、少し練習すればすぐにコツをつかめます。
電車の中なんかでも他人を観察して息を「吸った」「吐いた」を意識するとわかるようになります。
呼吸をペーシングするのはかなり難しいですが、一番効果は高いです。
・相手が話しているとき→息を吐く
・相手が話していないとき→息を吸う
呼吸のペーシングは上記の2つを意識してください。
このペーシングをすることにより「この人は私とどこか似ている」「私のことをわかってくれている」と思わせることができ好感を持たれやすくなります。

飲食店での店員への接し方
女性のほとんどが優しい男性が好きです。
そしてその優しさを見るのは自分と接するときだけでなく他人にどう優しくできるかもよく見ているものです。
ですのでデートで一番見られるのは店員と接するときです。
2020年の現在でこそ「お客様は神様である」自分で言うような横柄な態度をとる男性は減りましたが、まだまだ「店員=自分より立場が下」と考えている男性は多いです。
あと飲食店で約20年働く僕としてはタメ口もNGだと思っています。

えっ!タメ口もダメなの?
と思う男性も多いかと思います。
ダメです。
「ありがとう」や「ごちそうさん」もダメです。
僕は毎日のように言われますがまったく嬉しくありません。
だって普通に考えてください。
今さっき会ったばっかりの人にタメ口で話しますか?
取引先の人と名刺交換した直後にタメ口で話されたとして、この人とずっと付き合っていきたいと思いますか?
普通の感覚の人は思わないんですよ、普通なら。
明らかに相手が年下でも外国人でもそうです。
相手の風貌を見て自分が上か下かを判断して接する。
こんな男性目の前にして女性は「この人素敵!」とは絶対に思いません。
相手が店員でも年下でも、日本語がうまくない外国人でも敬語で丁寧に接することができる男性に好感を持つのです。
飲食店でもコンビニでも、タクシーを利用する際もこの意識を忘れずにしてください。
これから女性が好感をもつ店員への接し方7選を紹介します。
参考にしてください。
1.料理が運ばれてくるたびに、さわやかスマイルで軽く礼を言う
他人に対して「ありがとうございます」がきっちり言える男性にマイナスイメージはありません。
家庭でも「ありがとう(ごめんなさい)」が言える人なんだろうと好感を持たれます。
2.料理が遅いとき「まだ?」「遅い!」ではなく「注文通ってますか?」と聞く
低姿勢なスタンスが優しいと思われます。
イライラしたり大きな声を出すことは「この人と付き合うと急に態度が変わるのかも」と想像されます。
3.店員が注文を入力(伝票に記入)し終わるタイミングで次の注文を言う
「余裕ある」「気遣いができる」と大人の男性と思ってもらえます。
逆に早口で伝えると短気な人と思われマイナスです。
4.食べ終わたと皿を下げやすい位置に置く
空いた皿を置く場所を変えるだけで、下げに来てくれる回数も増えるし、卓上も片付いて一石二鳥。
「仕事のできる人」と思われるだけでなく、気が利く、親切などの好印象しかありません。
5.店員がお皿や物を落とした時に心配するそぶりを見せる
不測の事態にも冷静に対応できる人と思われます。たとえ店員のミスで迷惑が掛かっても気遣ってあげれる優しさを見せれば女性はキュンとするのでは。
6.店員の聞き間違えで運んできた料理も「食べたかったから」と言って受け取る
店員のミスによる料理も「このまま返したらこの店員は上司に怒られるかも」「間違いで食材を廃棄するのは辛い」など瞬時に判断できる男性は格好いいですよね。優しさ溢れる対応に見ているほうも嫌な気がしないです。
7.退店の際に「美味しかったです」「ごちそうさまでした」が言える
礼儀正しさも優しいと思われるポイント。
「きっちりしてる」「丁寧」のイメージは絶対にマイナスになることはありません
以上、モテ男の飲食店での店員への接し方7選でした。
これらは簡単すぎる行動。
でもこんな気遣いのできるのは日本の成人男性3人に1人くらい。
これくらいは無意識レベルでできるように普段から実践してください。
書籍『モテ男がやっている!また会いたいと思わせる飲食店デート攻略法』好評発売中!

コメント