気になる女性と初デート。
テンションも上がり「この一回のデートでいいところを見せよう」と意気込んでいるあなた。まずは落ち着いて。
初デートで急に惚れさせるなんてことは無理です。
なぜかというと、男性は基本的に好きという感情が短時間で衝動的に起こりますが、女性は時間がかかります。
これは遺伝子学的な男女の考え方の違いによるからです。
男性は一回で射精される精子の数が1億~2億と言われています。
一方女性は一か月で排卵する卵子の数は1個です。
上記の通り男女の生殖機能はこんなにも違います。
男性は一度にたくさんの生死を作ることができるのですから、遺伝子を多く残しやすい。
だから同時に複数の女性を好きになることができる。
一方女性は提供できる卵子が一か月に一回だけと少ないことから受け入れる精子(男性)を慎重に選ばなければいけないという本能があるのです。
話を戻すと、会ってすぐに女性を惚れさせるなんていうことは難易度が高く、女性からするとまだ品定めする段階なのです。
よって初デートは減点方式であり、男性は「好かれる会話をする」のではなく「嫌われる会話をしない」ということを意識して臨みましょう。
非モテ男の会話①女性に質問せずに自分の話ばかりする
モテる男とモテない男には決定的な違いがあります。
今日この本を読んだ瞬間から次のような会話は絶対にしないでください。
それは会話の主体を「I」で話すこと。
どういうことかというと、
「僕の仕事は○○です」
「僕の性格は○○です」
「僕の趣味は・・・」
これでは失格です。
女性は自分の話を聞いてもらいたい欲求が強いので、自分メインの男の話に興味は持ちません。
モテる男は主語を「I」ではなく「You」で話します。
「あなたの仕事は?」
「その仕事を始めたきっかけは?」
「仕事であなたが一番やっててよかったと思ったことは何?」
女性の話を中心に、会話を広げていくことを意識してください。
モテる男のデートを観察していて思うこと。
それは圧倒的に女性のほうが多くしゃべっていることです。会話の支配率でいうと8:2くらい。
そう、モテる男は聞き上手なんです。
非モテ男の会話②リアクションが薄い
女性に好感を持ってもらうためには気持ちよく話させること。
自分の話に対して相手がリアクションをとってくれると、「自分の話を聴いてくれていたんだな」と感じますよね。
女性と話をするときは、まっすぐ目を見てうなずきやあいづちを適度に挟み、相手の意見や気持ちに同調していることをしっかりと表すことが大切です。
そのためには大きなリアクションをとることが大切ということは誰でもわかりますよね。
でもその割にはリアクションの薄い男性が多いです。多いというよりほとんどの男性がそう。
しっかりリアクションをしているつもりでも相手には伝わっていないことが多いです。
なぜなら男性は女性に比べて感情表現が下手な生き物だから。
大袈裟なくらいでちょうどいいと思っていてください。

非モテ男の会話③会話が業務化してしまっている
デート中の女性との会話で「沈黙をしないこと」を目標としている人が多いです。
沈黙を防ぐため「何かしゃべらなければいけない」と焦ってしまうことも多いかと思います。
女性に興味があればおのずと質問するは出てくるはず。
もちろん女性の受け答えのレベルもあるのですが。
それでもどんな質問をしていいかわからないという方のためにコツを伝授したいと思います。
「聞き上手」になるとは、「話させ上手」になるということだ。
そのときに役立つのが、英語の授業で習った「5W1H」である。
つまり、When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Wh
y(なぜ)、How(どのように)の6つの疑問視を使いこなす、ということだ。
(アモーレ石上(2018)『下剋上恋愛プロコーチが教えるモテる戦略』三笠書房.)
この「5W1H」に加えて、「質問」「共感」「褒める」を使うと、より効果的です。
少し例を出してみましょう。

習い事は何かしてた?(What)(質問)

高校の時からピアノを習ってました

へぇー。ピアノ習ってたんだ!
○○さんは見た目が清楚だから(褒める)ピアノやってるぽい。
いつから習ってたの?(When)(質問)

五歳のときから習ってました

五歳からなんだ。そんな小さいころから習ってたら上手なんだろうな。なんで始めたの?(Why)(質問)

私は小さいころから音楽が好きだったみたいで、テレビの曲に合わせて歌ったりとか。それで両親が何か音楽に関することを習わせてみようということでピアノになったんです

音楽に合わせて歌いだすって小さいころから明るい性格だったんだね(褒める)。僕も昔から音楽が好きで(共感)中学に入ってからギターを買ってもらって練習してた時期があるよ。ミスチルの真似事なんかしてたけど。○○さんは誰か参考にしてたピアニストの人なんかいる?(Who)(質問)
という風に「5W1H」を使い回していけば、ずっと会話を続けていくことができます。
人は「自分の好きなこと」を話しているときはたくさん喋れます。
ですので相手の好きなこと、趣味、今ハマっているものの話に持っていくといいでしょう。
気分も明るくなりますしね。
簡単なようで難しい会話術ですが、こちらも日々心がけて習慣化していきましょう。
非モテ男の会話④自虐ネタ
自虐ネタというのは自信がなさそうな印象を与えてしまうんですよね。
女性は、本能として、大事にされたい、守ってほしいと強く思っている生き物です。
人類がまだ言葉を持っていなかった原始時代から外敵から身を守るために身体能力の高いオス(男性)が頼りでした。
「この人だったら守ってくれそうだな」と思える、自信のある男に惹かれます。
まだ関係の浅い間柄でしたら下ネタ同様自虐ネタは控えたほうが賢明です。
女性が大笑いできるような自虐ネタならOKですが。
非モテ男の会話(習慣)⑤笑顔ではなくニヤニヤ
本人はさわやかな笑顔をしているつもりでも相手からはニヤニヤしているとしか見えないという人いますよね。
これは本人はなかなか気づかないことですが鏡の前で実践してみてください。
デートだけでなくビジネスのシーンでも大事ですからね。
まとめ
1.自分の話ばかりしない。モテ男は「I」ではなく「YOU」を中心に話をする。
2.リアクションは大袈裟なくらいでちょうどいい。
3.業務的な会話はNG。5W1Hを意識して。
4.自虐ネタはNG。女性は自信のある男に惹かれます。
5.ニヤニヤではなくさわやかな笑顔で。

以上、非モテ男の会話習慣5選でした。
急にデート本番で実践するのはなかなか難しいものです。
日常から意識してみてください。
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